更新日時:2023/03/02 11:22
金ETF「SPDRゴールドシェア」の現物保有高の残高推移(2023年2月)
日付 | 金価格 (ドル) |
保有高 (トン) |
保有高 (前日比) |
2023/02/01 | 1926 | 918.50 | +1.45 |
2023/02/02 | 1922 | 920.24 | +1.74 |
2023/02/03 | 1875 | 920.24 | 0 |
2023/02/06 | 1873 | 917.92 | -2.31 |
2023/02/07 | 1871 | 920.82 | +2.89 |
2023/02/08 | 1873 | 921.10 | +0.28 |
2023/02/09 | 1879 | 920.79 | -0.31 |
2023/02/10 | 1860 | 920.79 | 0 |
2023/02/13 | 1856 | 920.79 | 0 |
2023/02/14 | 1864 | 920.79 | 0 |
2023/02/15 | 1831 | 921.08 | +0.29 |
2023/02/16 | 1829 | 921.08 | 0 |
2023/02/17 | 1834 | 919.92 | -1.16 |
2023/02/21 | 1837 | 919.92 | 0 |
2023/02/22 | 1836 | 919.06 | -0.87 |
2023/02/24 | 1811 | 917.32 | -1.74 |
2023/02/27 | 1819 | 917.61 | +0.29 |
2023/02/28 | 1825 | 915.30 | -2.31 |
※金価格はLBMAの午後公表価格
金ETF関連や金価格についてコメント
2/7
6日の金ETF現物保有高は前日比-2.31トンとなった。雇用統計で非農業部門雇用者数(Non-Farm Payroll,NFP)は前月比増加幅51万7000人と市場予想の3倍近くになるビッグサプライズがあり金は売りが膨らんだ。
2/8
7日の金ETF現物保有高は+2.89トンで前日の流出分を取り戻す形となった。
データ引用:「2022年通年の金需要動向」ワールドゴールドカウンシル
ワールドゴールドカウンシルが2022年の中央銀行の金購入量(1136t)が過去最高だったと発表した。(以前は過去2番目と発表していたが修正された。)
2/9
8日のゴールドマーケットは上値も下値も抑えられた同意に乏しい展開だった。SPDRゴールドシェアの現物保有高もほとんど変化が無かった。
2/10
金価格はニューヨーク時間だけで30ドル程下げる展開。spdrゴールドシェアの現物保有高も前々日に増えた分がほぼ流出した。方向感を探っている状況。本日国会に提出される次期日銀総裁のニュースは要チェック。
2/14
10・13日共、金ETFの現物保有高はほとんど動きがない状態。
本日22時30分(日本時間)の消費者物価指数(Consumer Price Index,CPI)発表待ちか。
2/15
14日の金市場は米国のCPI発表があり一時的によく動いたが最終的には行って来いだった。CPIの結果は相場が動く材料にはならなかった。本日は経済指標発表のオンパレード。日本時間の21時からMBA住宅ローン申請指数、22時30分からニューヨーク連銀製造業景気指数、小売売上高、23時15分から鉱工業生産の発表がある。久方ぶりにどちらかに大きく動く可能性があるので注目。
2/16
15日の金市場は1日で30ドルほど下落した。アメリカの政策金利の利上げが次回で終わるのではないかと言うのが市場のコンセンサスであったが、次の次まで利上げが続くという見方が大多数になってきた印象。そうなると金利を生まない金にとっては下げ材料だ。
2/17
急速にドルインデックスの数値が上がっている。ドルインデックスと金の価格は逆相関関係なので金の下落に注意が必要だ。
2/21
20日はプレジデントデーで米国の市場が休みだったので動きが乏しかった。本日21日は23時45分からアメリカの製造業PMI、24時から中古住宅販売件数の発表があるので動意づくかもしれないので注意が必要。
spdrゴールドシェアの現物保有高はほとんど変化が見られない。spdrゴールドシェアの購入量が大きく増えるとそれにつられて金価格も上昇するだろう。金ETFの動向は常にチェックしておきたい。
2/22
21日はPMIの発表後一気に価格が上昇したが、その15分後の中古住宅販売件数の発表があると一気に下がり結局元の水準で落ち着いた。
本日28時に発表のFOMC議事録の内容次第で大きく動く可能性あり。